修了生のメッセージ
中山高行(なかやま たかゆき)さん:8期生
(日光自然博物館)

大学院修了後、青年海外協力隊(環境教育)の一員としてスリランカへ。帰国後、日光自然博物館の自然解説員として、奥日光の自然ガイド、イベントの企画運営やラジオ放送などの博物館運営業務を行っています。青森大学大学院では、多くの技術とともに実践から生まれる理論の重要さを学びました。日本では、大学院といえば研究者育成の場という印象が強く、本大学院のように実践者育成の大学院は未だその評価が低い傾向にあります。 持続可能に向けた社会をつくるには実践者が不可欠です。 本大学院から一人でも多く、日本中だけでなく世界中に人材が輩出されることを願っています。
古川健太郎(ふるかわ けんたろう)さん:7期生
(農業法人)

大学院修了後、2年間の自然学校勤務を経て、故郷の長野県で農業法人に就職しました。今は主にお米を作りながら、子どもたちの自然体験活動にも関わっています。 環境教育の知識や技術を活かせる現場は自然学校だけではありません。僕が働く農業の現場にも、「グリーンツーリズム」・「生物多様性」・「食育」といった環境教育的な視点が導入され、新しい産業の形が生まれつつあると感じています。様々な分野で自然や環境との関係が問題となっている昨今、専門の職を持っている社会人のみなさんにこそ、青森大学の大学院で学んでほしいと思います。きっと多くの発見があるはずです。
堀井芙季子(ほりいふきこ)さん: 6期生
(柏崎・夢の森公園環境学校)

人と自然をつなぐ仕事がしたいと思い、青森大学大学院の環境教育学専攻に進学しました。現在は、当時の夢が叶い、里山の美しい自然の中で、参加者に様々な体験プログラムを提供する仕事をしています。
青森大学大学院では、自分の志次第で様々なことにチャレンジできます。自然学校の運営に関わりながら実務経験を積むこともできるし、信頼できる教授のもとで学問に専念することもできます。北東北の雄大な自然の中で自然遊びを極めてみるのも良いかもしれません。
私が今の仕事に自信を持って取り組むことができているのは、大学院で培った(大げさに言えば)哲学と自然への愛情が基盤にあるからだと思っています。自然学校という仕事に興味がある人にとっては、全国どこを見てもこれほどまでにフィールドに恵まれていて、この業界の著名な先生方とお酒を飲めるチャンスまであるありがたい大学院はないと思います。
ここで得るものは人それぞれでしょうが、青森で過ごす二年間が今後の人生に大きなヒントを与えてくれることは間違いありません.
赤池慎吾(あかいけしんご)さん:6期生
(東京大学大学院 進学)

卒業研究では東北タイの農村をフィールドに約20の村々をバイクで駆け回った。帰国後、農村についてもっと深く学びたいと思った時、周囲を豊かな自然環境に恵まれ、自然・環境に関するカリキュラムが充実している青森大学大学院のことを知り、迷わず入学を決めた。
入学当初は、積極的に農山村へ足を運び、自然環境と地元住民との繋がり、特に森林と山村住民の生活に興味を引かれていった。青森県鯵ヶ沢町の自然体験型観光施設「ミニ白神」を訪れた際、数百年にわたり地元住民に保護されてきたという森林を目の当たりにし修士論文のフィールドに決めた。
青森大学は首都圏やその他の都市地域と比べ情報や利便性など及ばないところもある。しかし、それを補って余りあるほどの自然環境に恵まれ、研究・生活面で親身に相談にのってくださる教員の方々がいる。地元の方々とのつながりも、この二年間で得た大きな財産である。
青森大学大学院へ進学を考えている学生の皆様、是非一度青森大学へ足を運んでください。
中島卓真(なかじまたくま)さん:5期生
(株式会社新薬開発研究所)

青森大学大学院環境管理学専攻では、環境問題を解決するためのエキスパートを育成しています。基礎となる環境中の有害物質測定から、その解決までの勉強をします。各専攻が集まっておこなう野外実習では,雄大な青森の自然を実感し、自分の将来について話し合うことができます。
現在は、医薬品や食品の有効性、安全性を確認する会社に勤務しています。一見「環境」とは無関係に思われるかもしれませんが、物質の安全性や毒性を検査する場合,様々な角度からこれを立証するため,大学院時代に習得した知識や技術を大いに生かすことが出来ます。近年話題の環境ホルモン物質に関する仕事もあり、ここでの業務内容にも「環境」に関するものが見受けられます。もし、私の体験が進学や就職で悩んでいる方のお力になれればと思います。
青柳亮吾(あおやぎりょうご)さん:5期生
(琉球大学職員)

環境問題を「私の問題」として捉えさせてくれたのが、津軽湾や八甲田山等の厳しくも美しい自然環境が存在する青森県であり、またそこに暮らす人々、そして2年間、御教授下さった青森大学大学院の先生方であった。
入学当初、私は優先させるべき第一目標を就職、第二目標を修士論文と設定し、2年間のうちの初めの8ヶ月間を修士論文作成のための基礎学力の習得、次の 8ヶ月間を就職活動、残りの8ヶ月間を修士論文の期間というように、それぞれの期間で目標を達成すべく努めた。なかなか到達点が見えず、悩み苦しむ時期もあったが、その様な時には大学院の実習等で、他の大学院生の仲間達と共に、青森の雄大な自然を満喫することで苦しい時期を乗り切れたように思える。
進路や大学院での生活に不安を抱いている方にとって私の経験談が参考になるようであれば幸いである。
外崎 健(とのさきけん)さん:4期生

私は旅行が好きで、沢山の街を見ているうち建物に興味が沸き、会社を辞めて大学に進学しました。大学では建築環境工学研究室に入りましたが、その時から「環境」について考えるようになりました。技術だけではなく、一人一人の心が変わらなくては真の環境は変わらないと考え、環境教育を勉強したいと思い日本の環境教育の先端にいた、岡島成行先生、阿部治先生、北野日出男先生等から学べる青森大学大学院の進学を決めました。
環境教育は人と自然、人と人、人と社会との関係性教育だと思います。そして現在、東京で仕事をしながらの研究ですが「環境教育を用いた持続可能な地域づくり」という研究をしています。博士課程に進学される修了生が多くなりましたが、いつまでも興味や関心を持ち続けることが大切だと思います。
環境教育の分野だけではなく、青森大学大学院は沢山の可能性を秘めた大学院だと思います。皆さんの人生2年間だけ青森に来て研究しませんか。
樋口拓(ひぐちたく)さん:3期生
(国立オリンピック記念青少年総合センター)

青少年教育における環境教育的バランスは非常に大切だと思います。学生時代、こうした広い視野をことができたと思っています。大学院で体系的に学ぶことが出来た私は幸せです。
小比類巻友紀子(こひるいまきゆきこ)さん:2期生
(国際自然大学校)

自然学校は、自分がやってきたサイクリングと、そこで得たたくさんの感動や仲間の大切さ、自然が持つ威厳と優しさを伝える、打ってつけの媒体 です。いつもと違う体験が、子ども達の笑顔をより輝かせます。
神保清司さん:1期生
(千葉自然学校)

政策提言にかかる調査研究や途上国支援などの業務、国連環境開発サミットでNGOをはじめとする日本の参加者の活動支援に従事していました。現在、大学院博士課程に留学中です。